コラム(8)
Other2017.04.05
イラっときたら6秒待つ!
怒っている時の自分って、嫌なものですよね。きっとそんなときの自分の顔は最高にブスなはず。でき
ることなら、怒らず、いつもニコニコ機嫌よくいたいものです。でも相手が言うことを聞いてくれない、といった怒らずに
はいられない状況はよくあります。そんなときはどう対処したらいいのでしょうか。
怒りの感情自体はうまく扱えば日常をスムーズに過ごすためのプラスのエネルギーにも変換できます。怒りそのものを否定
するのではなく、怒りが発生するメカニズムを正しく理解すれば、感情に振り回されることなく、誰でも簡単によりよく対
処できるのです。
まずはイラっとくる怒りのピークは6秒!と理解しましょう。それを過ぎると徐々におさまっていきます。時間が経ってみ
ると、自分のイラっときた内容が怒るほどのことではないと気付くはず。そしてその後に相手に直してほしいこと、伝える
べきことを冷静に話せばいいのです。そうすればその場の感情に流されて怒ることもなくなるでしょう。
(参考文献:『In Red』2016年8月号P163〜164、宝島社)