コラム(13)
Other2017.06.14
漬け物が腸内環境を救う!
腸内環境が良いと肌が若々しく、見た目も若くなるのをご存じでしょうか。若さを保つためには、腸の善玉菌を増やすことが大切です。
最近よく耳にする「プロバイオティクス」。これは乳酸菌の代表ともいわれる菌で、整腸作用に効果があります。1902年にパスツール研究所のメチニコフが、乳酸菌は腸内で増殖し、老化防止や長寿に役立つことを指摘しています。
ヨーグルトは有名な乳酸菌ですが、動物由来の動物性乳酸菌で、その多くは胃や腸の中で死滅してしまいます。一方、植物性乳酸菌は、酸やアルカリ、温度変化などに強いという特質があるため、生きたまま大腸にまで届きやすいのです。
日本の食材、柴漬け、野沢菜、味噌、醤油、日本酒には植物性乳酸菌が含まれています。漬け物はとくにおすすめ。毎日の食事に付け加えるだけで気軽にとれます。
これからは植物性乳酸菌で、腸内環境を整えましょう!
(参考文献:『見た目は腸が決める』松生恒夫、光文社)